京都芸術センター主催
観世流田茂井廣道さんプロデュース
『うたいろあはせ』
バリバリの緊張感がありつつ、和気あいあいと、愉しく勤めさせて頂きました!
ありがとうございました!!
仕舞はともかく、一曲を丸々謡い切る、「素謡 」は、観世流の皆様は日頃からされておられますが、金春流では素謡の会というのが無いので、公式な場としては、初めて先輩の髙橋忍さんに来て頂き、二人で丸々謡わせて頂きました。
今回、昔からお知り合いの田茂井さんからお誘い頂き、また昨年5月にはシリーズの講座にお招き下さった林宗一郎くんとも、愉しくやらせて頂きました。
また、大鼓高安流の白坂信行さんと、濃厚な 一調 笠ノ段 をさせて頂きました!
中身の濃いワークショップであったと思います。
そして、こういうことを発想しシリーズにしている田茂井さん、凄いなと思いました。
(次回は、現代演劇俳優さんたちと能楽師との、声についてのワークショップだそうです!面白そうです)
また、観世流と金春流のアタリ(リズム)の違いについても言及されていて、ビックリ!
お客様お手元の資料も田茂井さんが手作りされていて、その内容の濃さに、さすがなるほど宗一郎くんのお父上で田茂井さんの師匠ご先代林喜右衛門先生より直々に林定期能で解説製作を10年以上前からご指名をお受けになられているだけはあるなと、思いました!
そういうチャレンジングなことを推し進めてくれる、京都芸術センター、そしてそれを熱心にご覧頂きました大勢の京都のお客様。
東京でも、こういう実験的なことが出来たらなぁと、真剣に思いました!
全ての意味で、文化に対する成熟度が、京都の方々は違うなぁと。
我が流派は京都には全く地盤が無いので、このように披露させて頂ける機会を頂けるのも、有難いです。
また、このように対比する機会に、改めて色々と勉強になります。
終演後の直会では、スター性を備えた十四代目である宗一郎くんと、ご先代から御家を熱く支えておられる田茂井さんの素晴らしき信頼関係が垣間見えて、白坂さんからも、色々とアドバイス頂けました!
愉しいひとときでした!
ありがとうございました!!