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Channel: 能楽師・山井綱雄の~日々去来の花~
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次のシテ能公演、4/2日曜 能『桜川』

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次の能公演のご案内です!


金春会定期能
4月2日日曜 12:30開演
東京千駄ヶ谷 国立能楽堂

能「桜川(さくらがわ)」
シテ(桜子の母)山井綱雄
子方(桜子)山井惠登

ワキ(磯部寺の僧)福王和幸
笛 中谷明
小鼓 田邊恭資
大鼓 亀井洋佑
後見 横山紳一
地頭 高橋忍

他に、
能「巴」辻井八郎
狂言「清水」山本東次郎(人間国宝)
能「雲林院」金春安明(金春流80世宗家)

(タイムスケジュール)
能巴 12:30~
狂言清水 13:45~
能雲林院 14:15~
能桜川 16:10~
17:30終演予定

(能「桜川」 あらすじ)
 失踪してしまった我が子を九州日向国(宮崎県)から関東常陸国(茨城県)桜川まで探しに行く母の愛の物語。
 絶景の桜の名所・桜川での母の嘆きと哀しみ。そして、歓喜の再会。
 桜子は母子家庭の生活の困窮から身を売り、手紙と金品を人商人に託した。それを受け取った母は哀しみに暮れて我が子を探す旅に出る。
 それから3年。常陸国桜川では満開の桜の季節で、磯部寺の僧は弟子の桜子を連れて花見にやって来る。そこへすくい網を持った物狂いとなった母が現れ、物狂の有様を見せる。我が子・桜子と同じ名前の桜川の桜の花びらを流してしまっては、我が子を失うことと同じだと。
 やがて、僧の連れている弟子が我が子と気が付いた母はめでたく再会し、連れ立って故郷へ帰っていくのであった。
 物狂いとなった母が、見せる舞(クセ、網ノ段)が見どころ。絶景の桜と母の哀しみのコントラスト。正に、桜の季節にぴったりの春の名曲です。

全自由席 5,000円 25歳以下2,500円
お申し込み
山井綱雄後援会
TEL 070-6526-0270(10時~18時)
MAIL
tsunaofc@yahoo.co.jp

(お名前、枚数、ご住所をご明記下さい)






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