ROAD TO 光の素足
最終話 当日の朝に
前話で、今日中にもう1回書きますと言っておいて、日がもう当日になってしまいました(笑)。。
私にとっては、初の新作能。
そして、なんと言っても、宮沢賢治の世界との遭遇。
皆様にも、満天の星の世界を、たっぷりと想像してご覧頂きたいです!
そして、『光の素足』が、語る、見せる、宮沢賢治の心。
皆様の心に、今までの古典の能とはまた違った角度から、ググッとくるものがあれば嬉しいです。
そして、作者の中所さんとの異流競演。
私にとりまして、能での初の異流競演です。
能楽界全体の厳しい現状を考えますと、能楽界全体を考えてたまにはこうしたこともあっていいのでは?との思いです。
また、今回は、新作能を作られた流派とは異なる流派で行うという、稀な形です。
自分で作ったものは自分で独り占めしたい。そう思うのが人間の性です。しかし、中所さんはそうではありませんでした。
作品が発展すること。そして「光の素足」が一人でも多くの人の心に届いて欲しいという純粋な想い一つであることを感じました。
中所さんのような、こういう能楽師の純粋な想いが、世界稀にみる歴史と伝統を紡いで来たのだと思います。
そして、本日を楽しみにして下さっているお客様や、家元はじめ共演者や、支えて下さったスタッフの皆さん、心より感謝申し上げます!
ありがとうございます!
あとは、全身全霊、不惜身命。
全ては舞台で!
私自身、宮沢賢治さんや、光の素足さん、一郎さんと、お会いできることを楽しみにしております!
重ね重ねになりますが、本日は当日券もございます。
東京 千駄ヶ谷国立能楽堂にて、お待ち申し上げております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます!
↧
当日の朝に
↧