昨日は、金春宗家一門の公益社団法人・金春円満井会の定例公演。
金春流の芸はしっかり継承されている!というのを内外に示す、能楽伝承の根幹を成す大切な公演です。
昨日は、私は座スクエアの仲間 井上貴覚さんの能「頼政」の地頭(地謡のリーダー)。
実は、ほぼ20年前の二十代の頃に、先輩髙橋忍さんの奈良金春会での能「頼政」の地頭に大抜擢頂き、関西のベテランお囃子方の荒木先生辻先生の胸をお借りして、必死に死にもの狂いで謡わせて頂いたことを、思い出しました。
あれから、20年。
自分はどれだけ上達したのかな?
あのときの『初心』を忘れずに、今の 自分で精一杯勤めさせて頂きました。
ありがとうございました!
そしてその後は、玄人弟子の村岡聖美の能「百万」。
いつもの事ですが、弟子の舞台というのは地味に疲れますね(笑)。
首の辺りがバキバキになってしまいました、、(苦笑)
応援してくださる方々がいることは、嬉しく、有難い限りです。
自分の道を切り開いていって欲しいと思います!
今後とも、村岡への皆様の御指導御鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます!