昔、子供の頃、「スクールウォーズ」というラグビーの学園ドラマで、毎回感動していました。
昔、國學院大學大学生の頃、外苑の秩父宮ラグビー場へ、渋谷でチケット買って、よく観に行っていました。
大学ラグビーで、3人にタックルされても倒れず笑顔でアメフトみたいなパスを出していた、大東文化大のトンガからの留学生・No8ラトゥ。
キックを蹴るときに、独特のムーヴで、スタンドの学生から「いーち!にー!さん!」「今泉~!早く蹴れ~!」
と、掛け声が掛かっていた、早稲田大のFB今泉。
スクラムを組む瞬間の、FWの「オウ!」というような、掛け声のような気合いのような響きわたる声。
バックスにボールがわたり、流れるようなパスワークとスピード感に、沸き上がるスタンドの大歓声。
大好きなプロレスと同じく、鍛え上げた肉体と肉体をぶつけ合う、そんなラグビーが好きでした。
そして、試合が終わると、「ゲームセット」でなく、「ノーサイド」。敵も味方もなく、相手を讃える。
会場入りも、試合後の会場を出るときも、厳ついラガーマンはお揃いのネクタイにジャケット、スラックス。
ラグビーは、紳士のスポーツだと知りました。
しかし、最近は、ラグビーをすっかり観ていませんでした、、、、
そして、久し振りに、ラグビーを観ました。
世界の舞台では通用しないと思っていた日本代表は、W杯で南アフリカに歴史に残る劇的大逆転勝利~!
スクラムハーフの小さな田中選手は、自分の奥さんに「俺が死んだら、いい人見つけてくれ」と言っていたそうですね。
正に、命を懸けていた彼らには、何かが乗り移っていたかのようでした。
世界中が、日本中が、そして私もまさか勝つとは思っていなかったのに、日本代表の彼らだけは、勝つことを本気で信じていた。
最後のプレーで、キックでの同点ゴールを狙わず、勝つことを選択して、スクラムを選んだところから、もう南アフリカの選手を気持ちで超えていましたね。
そして、ただの精神論だけでない、朝の4時から夜の9時までやっていたという、世界一のハードな練習!
やはり、練習は裏切らない!のですね。
伝統の桜のジャージを着た サムライ達に、勇気を貰いました!!
トンネルをさ迷っているような今の私には、心に染みる、彼らの姿でした。
サムライ達よ、勇気を、ありがとう!
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