2017年今年もあっという間に、あと僅かとなりました。
想い出してみると本当に色々なことがありました。
1/1元旦 クサビ~楔~。三味線奏者上妻宏光くんのステージで何と元旦から今年は始動!
2/26山井綱雄之會。宮沢賢治の世界を題材にした新作能「光の素足」を金春流版上演。
3月に観世流武田兄弟とワークショップを主催、4月に新潟でコラボ公演、4/2金春会では次男と能「桜川」にて共演。
5/14には愛知県豊田市能楽堂にて現在能の大曲「盛久」を、7/17の座スクエア20回記念公演にて大曲「朝長」を舞わせて頂きました。
そして、9/2東京国立能楽堂、12/3京都金剛能楽堂にて、同い年の金剛流能楽師豊嶋晃嗣さんと、前代未聞の異流共演「二人静」を、シテとツレを入れ替えてそれぞれの主催公演にて実現。心に残る舞台となりました(9/2の公演にて長男に初シテを勤めさせました)。
また、10月には6年連続でご縁を頂いたカナダ・バンクーバーにて、新作能オペラ「KAYOI KOMACHI」にて主演。現地に約1ヶ月近く滞在し現地アーティスト達と共同制作をし、公演も大成功しました!
他にも5月の京都観世流林宗一郎くんとの講座、9月小鼓大倉源次郎先生大倉流祖先祭にて一調、小鼓曽和正博先生古稀祝い会にて舞囃子シテ、12月には観世流武田文志くんの会にて人間国宝亀井忠雄先生との一調など、他の会にて呼ばれることもあり大変に名誉なことですが、流儀の代表として大きな責任のかかる舞台も多くありました。
また今年の7月には家元のお許しにて推薦頂き、重要無形文化財総合指定の認定も受けました。
そんなこんなで、あっという間に、過ぎた、2017年。
本当に皆様にお世話になりまして、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
どうぞ、良いお年をお迎え下さい!