昨日、国立能楽堂にて、毎日新聞の小学生新聞の取材を受けました。
岐阜県から、わざわざ私にインタビューするために、小学校5年生の男の子がお母さんと一緒に、訪ねてくれました。
今年3月の、岐阜県関市での能舞音楽劇「義経記」を観に来てくださり、それがきっかけで、能に興味を持ってくれて、毎日新聞小学生新聞
に応募してくれたとのこと。
嬉しい限りです!
昨日は、能舞台を使って、タップリとレクチャー。お話も、構えや摺り足や型、そして謡も体験してもらい、能面も付けて摺り足して貰いました。
それらを踏まえての、インタビュー。
また、熱く熱く、語りました(笑)!!
色々と質問を受けましたが、
「能をやっていて、良かったと思うときは、どういうときですか?」と質問を受けました。
「今、こういうときだよ」と答えました(笑)。
能の未来は決して楽観出来ません。
かなり、厳しいです。
そんな中で、能を未来に繋げていくための、努力。
絶対的な成功例なんて、あり得ない。
可能性のあるものには、全てトライしていく。
そうするしかないと思います。
時には、失敗することもありますが、この「義経記」のように、多くのお客様の支持を受けて、永く各地でロングランされるものもある。
やってて、良かった!
共に創ってきた閣下や上妻さんや素晴らしい共演者と、スタッフ皆さんに感謝します!
きっかけなんて、どこに転がっているか分かりません。
昨日、食い入るように話を聞いて体験もしてくれた、彼の将来に、少しでもプラスになることを願って!
とにかく、嬉しいひとときでした!
8/21発売の、毎日小学生新聞 に今日のインタビューは掲載予定です。