今日は、2年に1回の金春宗家一門の特別な公演、「金春円満井会特別公演」です。
メインは、後輩の中村昌弘くんが、能楽師の登竜門「道成寺」を披キ(初演)します。
中村くんは、親の影響で幼少期から能の舞台に上がっていましたが、いわゆる、「能楽名家」ではありません。
しかし、今の彼は、人間国宝や、様々な重鎮、同世代の能楽師からも高い評価を得ていますが、最初は名前すら覚えられていない、全くの無名からのスタートでした。
「七光り」ではなく、彼の評価は、全て、彼自身の努力の結晶によって、得られたものです。
その積み重ねた努力が、素晴らしいと思います!
能「道成寺」は、それだけでも大変な大曲ですが、しかも、『披キ 』というのは、一人の能楽師の門出を祝う、我々能楽師の世界にとっては、大切かつ厳粛な、『儀式 』なのです。
国立能楽堂満席の皆様と共に、後輩の門出を祝いたいと思います。
私自身、地謡で出ますが、ワクワクする舞台を期待してます!
そして、私がつくってしまった、道成寺の負の連鎖を、絶ち切って欲しいです!(苦笑)
中村くん、頑張れ!そして、おめでとう!
メインは、後輩の中村昌弘くんが、能楽師の登竜門「道成寺」を披キ(初演)します。
中村くんは、親の影響で幼少期から能の舞台に上がっていましたが、いわゆる、「能楽名家」ではありません。
しかし、今の彼は、人間国宝や、様々な重鎮、同世代の能楽師からも高い評価を得ていますが、最初は名前すら覚えられていない、全くの無名からのスタートでした。
「七光り」ではなく、彼の評価は、全て、彼自身の努力の結晶によって、得られたものです。
その積み重ねた努力が、素晴らしいと思います!
能「道成寺」は、それだけでも大変な大曲ですが、しかも、『披キ 』というのは、一人の能楽師の門出を祝う、我々能楽師の世界にとっては、大切かつ厳粛な、『儀式 』なのです。
国立能楽堂満席の皆様と共に、後輩の門出を祝いたいと思います。
私自身、地謡で出ますが、ワクワクする舞台を期待してます!
そして、私がつくってしまった、道成寺の負の連鎖を、絶ち切って欲しいです!(苦笑)
中村くん、頑張れ!そして、おめでとう!