凱旋公演「繋ぐ～多次元を～」ありがとうございました！！

昨日は、文化庁文化交流使  海外特別デモンストレーション凱旋公演  でした。


今年の春に、無理を聞いてくださり、一緒に太平洋を渡って下さった、ピアニスト 木原健太郎さん、そして、流儀の先輩能楽師とお囃子方の皆様。

その同じメンバーでの凱旋公演にしたかったので、都合を合わせたら、月曜の開催になってしまいました、、、
観客動員が心配されたのですが、昨日は師走の月曜夜にも関わらず、大勢の皆様がお集まり頂きました！

本当にありがとうございました！！
m(__)m

8/29の道成寺から、丁度、100日。

能楽師皆さんと、親友ピアニスト木原健太郎さんとも、もう一緒に舞台に立てないかもしれない、、、そんなことを考えたこともありました。


当たり前に、こうして、また舞台で真剣勝負が出来て、また、木原健太郎さんの、『山ちゃん、良かったね！』という心の籠った愛に溢れたピアノに包まれて、途中で何度も、グッと来てしまいました。。。


そして、海外の方々に、能の素晴らしさや、日本の素晴らしさを伝えるために考案した、特別デモンストレーション。


斬新過ぎず、しかし、難しく敷居が高くなく、どんな国の方にも、スッと心に入っていけるような、世界。
そんなものに、したかったのです。
そして、どんな国の方にも、身近なものとして、感動を与えることの出来るものにと。


木原健太郎さんのピアノにシビレタ！との声が多数寄せられております！！

そして、能楽の囃子方との、初めての遭遇。
今までにない、新しい可能性が広がったと確信しています。

そして、能の古典的な様式と、ここまで合うのだ、ということに、多くの観客の皆様の共感を得ることが出来ました。

それだけでなく、日本人の心にも、深く入り込むような、そんな作品になったと、自負しています！！


深い深い想いを込めて、つくりました。

そして、昨日も、そうして、舞わせて頂きました。

そんな、色々なメッセージを、受け取って頂けたなら、幸いです。


私の復帰のために、祈りを捧げて下さった、皆様、ありがとうございました！

今回の舞台のために、奔走してくださった、スタッフの皆様、ありがとうございました！

共演者皆様、ありがとうございました！


昨日、足をお運び下さいました皆様、ありがとうございました！！


私の、能楽師としての第2章が、昨日、幕を開けました。

足の大怪我と引き換えに得ることの出来た、大切な何かを心に秘めて、またこれからも、頑張っていきます。

ありがとうございました！！

m(__)m



写真は、私の想いに同感して下さった、『七人のサムライ』と共に！