3/2月曜、アメリカ・ロサンゼルスにあります、グラミーミュージアム内 クライブデイビスシアターにて、今回の文化庁文化交流使活動の最大の山場として、特別能舞デモンストレーション「繋ぐ~多次元を~」を、上演することが出来ました。
自分の集大成として、かつ、余り力まないように、楽しんで勤めました。
お客様も、そして舞台の我々も、スゴい集中でした。
2度あることは3度ある、で、オールスタンディングオベーション!とはいかなかったのですが(苦笑・現実はそこまで甘くない)、しかしながら、万雷の拍手を頂きました!
時間の都合でお客様と直に触れ合う懇談が出来なかったのですが、客席や、ロビーから楽屋へ帰る我々を見送る観客の皆様の拍手と表情で、来てくださった方々の心に伝えたかったメッセージ、届けることが出来たと確信しています!
今回は、能楽金春流の伝統と、能楽の囃子、西洋文化の方々にも伝わるように、ピアニスト木原健太郎さんと共に長い間に培ってきた表現を合体させる、という、また新しい挑戦でした。
ヴィクトリア、バンクーバー、そして、この殿堂 ロサンゼルス グラミーミュージアムにて、「日本の心」を伝えることが出来たことは、ても嬉しかったです。
今回、参加して下さった木原さんはじめ、能楽師の皆様、ありがとうございました!!
今回は、ガラスケースの過去の遺物ではなく、現代の世界中の人々の心を打つことが出来るのだという、大変に欲張りな「温故知新」の表現への挑戦でした。
能楽が未来にむけて、世界で勝負していく、その第一歩だったと思っています。
私は、これからもこの挑戦を、続けていきたいと思います!!
そして、今回、参加して下さった木原さんと能楽師諸師6名の「七人の侍」は、それぞれ自分の活動と、帰国の途につきました。
皆さんとお別れする時に、握手して、涙が出そうになりました。ていうか、出ました。
本当に、素晴らしい仲間に恵まれて、私は幸せです!!!
ありがとうございました!!
m(__)m
今回の「繋ぐ~多次元を~」を実現するに当たって、大変多くの関係者にご尽力頂きました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
m(__)m
そして、能楽の守り神と、能を現在まで伝えて下さった偉大なる先人、そして、私の活動にいつも廣いお心を示してくださる、家元 金春安明先生に、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
今回も、笑顔で「頑張れ、応援してるよ」と言って下さっている先代金春信高先生と祖父の顔が浮かびました。
そして、今回、ヴィクトリア、バンクーバー、ロサンゼルスにお越しくださいました、観客の皆様、ありがとうございました!!
m(__)m
ここまで来るのにも、大変な道のりでした。
駄目になりそうな時も何度もありました。
今はただ、感謝と感無量の想いです。
ありがとうございました!!
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ロサンゼルス・グラミーミュージアムにて公演!
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