5/28日曜日、私の主催公演が近づいてきました!
先月末には、秘曲「恋ノ音取」を、笛の藤田貴寛くんと打ち合わせと下申し合わせ。
我が流では久しぶりの上演です!
そして、5/6には、同門皆様集まり頂き、道成寺で使用する鐘を、1日がかりで製作!!
上手く出来ました!お手伝い頂いた皆様、ありがとうございました!
また、道成寺シテを勤めます村岡聖美が、新聞に取り上げて頂きました。
先日の、東京新聞。
そして、5月9日火曜日には、読売新聞夕刊にインタビュー記事が掲載されます。
有難いことです。
お陰さまにて、チケットはかなり出ておりますが、まだあります!!
どうぞどうぞ、お出まし頂きたく、お願い申し上げます!!
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第18回山井綱雄之會
令和5年5月28日(日)14時開演
東京千駄ケ谷 国立能楽堂
能「清経 恋ノ音取」山井綱雄 ツレ山井綱大
狂言「文蔵」山本則重
能「道成寺」村岡聖美
「超一流を目指すなら超一流に揉まれたい」をコンセプトに始め、沢山の能楽界の国宝や大先生の胸を借りてきた私の会も、10回目以降は数々の新しい挑戦に挑むことをさせて頂きました。
今回からは、装いも一新。
今年5月25日で丁度50歳となる節目の年から、この会のコンセプトも、
「能楽の未来を考える。後進を育てる」
ということも加えていきたいと考えました。
私の玄人弟子 村岡聖美は、國學院大學金春会に新入生で入会後金春流能楽を稽古し、大学卒業後にプロの道を志し、今日まで修行を続けてきました。
「期が熟した」と考えた私は、金春憲和宗家、ご先代金春安明先生にご相談申し上げ、ご快諾を頂き、村岡に能楽師の登竜門「道成寺」を、私の会で披かせる(初演)ことにしました。
我が師匠富山禮子先生が流儀の女性能楽師として初めて「道成寺」を披かれたのが、約50年前。
月日は流れ、今回の村岡聖美による「道成寺」披演は、我が流派の女性能楽師としては実に38年ぶりになります。
そして、金春流にもうひとつ伝わる鐘入り「斜入(しゃにゅう)」。祖父も、私も勤めたこの特殊な鐘入りに、今回村岡が、女性としては史上初めて、挑みます。
共演してくださる能楽師皆様も、私の繋がりだけでなく、村岡本人の努力と人柄で繋がり可愛がって頂いてきた方々ばかりです。皆様大変に今回の出演を粋に感じて下さっています。
能楽師皆様、ありがとうございます。
また村岡聖美本人も20数年よくぞ私についてきてくれました。その感謝とこれからの門出を祝い、絶賛稽古中です。当日ギリギリまで、本人はもがき続けることでしょう。そのもがきが、女性能楽師の新しい未来を切り拓くのです。
因みに私は、「清経」の小書(こがき:特殊演出)、「恋ノ音取」を披かせて頂きます。
「恋ノ音取」は、笛の特別な小書。
長男と夫婦役として共演させて頂きます。
また、「道成寺」の、正に「命綱」を握る、主鐘後見を初めて勤めさせて頂きます。
お陰様にて、既に多くの皆様からお申し込みを頂いております。
誠に、ありがとうございます!
このコロナ禍で能楽堂が満席になることはめっきり無くなりました。、、、
今回は満席で、1人の能楽師の人生最大の門出を祝いたいと願っています。
どうか一人でも多くの皆様にこの一人の能楽師の命を懸けた大一番にお越し頂きたく、伏してお願い申し上げます。
(チラシは、村岡本人がイラストからデザインから全て作りました!)
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