日本全国能楽キャラバン 金春円満井会鹿児島公演、無事に大団円‼️
お越し頂きました大勢の鹿児島の皆様、他県遠方からお越し頂きました皆様、誠にありがとうございました❗
🙇🙇🙇
私の能「江口」、1時間50分。
目一杯、一瞬も妥協することなく、この大曲を勤めさせて頂きました。
時間は1時間50分を要しましたが、体感としては一瞬でした。
午前中の会場入りから、全国各地から集結した金春流能楽師が、楽屋からロビー廻りから、一致団結して各自の仕事をこなしていく様子はそれだけでも感動ものでした。
そして、1月4日という日にも関わらず、お集まり頂きましたお客様。
ありがとうございました❗
憲和宗家、先代安明先生のバックで、金春家の方々が全員で謡う、という未だかつてない素謡仕舞から始まり、万禄さんのお狂言、地元で頑張ってこられた上野寧子さん、後継者の中野由佳子さんの仕舞、最後は高橋忍さん辻井八郎さんという心の兄二人による「獅子」の競演、という超豪華番組。
私も心身共に絶好調で、もちろん反省はありますが悔いなく、心置き無く「江口」を勤めさせて頂きました。
本当に、感謝感激、です。
ありがとうございました❗
上野寧子さんは、本当にお若い時から祖父に師事され、鹿児島の大会社の社長夫人となられてからも、祖父から言われたという「鹿児島は金春流なのだ、寧子、お前は鹿児島で金春流を広めなさい」という言葉を胸に、長年能楽普及に尽力されてきました。
御歳90歳になられ、「長年の私の努力が、昨日、報われました。」と今朝宿泊ホテルのロビーにお越しになられて、そうしみじみと、仰いました。
なので、私は、お祭りの「能楽キャラバン」とはいえ、一切の妥協なしの「ガチ勝負」として、能「江口」での真っ向勝負をすることを、自分で決めました。
やれて、本当に良かったです。
超濃密な舞台空間で、役に入り過ぎて頭が真っ白になり(苦笑)謡が危ないところがありお囃子方にヒヤヒヤさせてしまうところが一ヶ所ありましたが(苦笑)。、、
「江口」はまた、近い将来、是非東京でもやりたいと思います。
きっと喜んでいる祖父の想いと、上野さんへの感謝と、次の時代を担う中野さんへのエールと寿福を祈念し、勤めさせて頂きました。
ありがとうございました❗
さてさて、もう、来週には、東京国立能楽堂での能「恋重荷」シテが控えています。
早速今朝から、いつものルーティーンからの桜島を見ながらの、暗証!復習!(笑)
またこれは別途お知らせさせて頂きます。
気持ち良く帰れます。
鹿児島、ありがとうございました‼️
また、来ます。