プロレスリングZERO1
第21回 『火祭り』決勝戦
大谷晋二郎vs菅原拓也
2021/8/1 後楽園ホール
『世界一熱いプロレスラー 』 大谷晋二郎選手の応援に、本当は私はそんな暇も余裕も本来は無いのですが(苦笑)、どうしてもと思い、行ってきました!!
大谷選手とは、何度か一緒に呑ませて頂いたことがあり、その時にすっかりその人柄に惚れてしまいました、、、
正に、『男が男に惚れる』ってやつです。
実際にお会いすると、とても人間味溢れる方です。
ZERO1は、設立20年になります。
当時、新日本プロレス IWGPJr.ヘビーチャンピオンになったりしながらアメリカ武者修行に出ていた大谷さんが、亡くなった橋本真也選手のじゃじゃ馬な無茶振りで巻き込まれる形で、ZERO1へ入団。
橋本真也選手の死後、何度も団体のピンチに見舞われながらも、このZERO1を一身に守ってこられました。
大谷さんにサインをお願いすると、『大谷』とは書かずに、『祭男』と書いて下さいます。
そして、このZERO1の年間最大の闘いが、この『火祭り』。
大谷さんの決めポーズは、この優勝者に与えられる『火祭り刀』という刀をかざしたポーズです。
それほど、大谷さんにはこの『火祭り』に誰よりも強い愛着があります。
数年前には、色々あって出場を辞退したり、出ても全部負けてしまったり、、、
このコロナ禍で、選手の大量離脱等もあり、大変な中、今年は大谷さんが『火祭り』決勝戦のリングまで辿り着きました。
そんな大谷さんの勇姿が観たくて、私は後楽園ホールへ行って来ました。
大谷さんは、私の1つ上の49歳になられます。
今年の春には試合中に肩を脱臼骨折したり、あちこちに故障を抱えられていることも私は知っています。
それでも、大谷さんは、いつも色々なものを背負ってリングに立っています。
昨日は、大谷さんの入場曲『Believe S-road』に乗って、いつもより噛み締めるように入ってきました。
大谷さんの座右の銘は、『一所懸命』。
『一生懸命』ではなく、『一所懸命』。
私はプロレスが大好きでよく色んな試合を観ていますが、大谷さんの試合は、入場だけで、何故か涙が出てきます。
色んなことがあっても諦めずに進んできた、真っ直ぐな『生きざま』が、大谷さんの背中に、何人にも変え難い『オーラ』『闘気』を纏わせました。
試合は、同じくZERO1を長く支えてきた菅原選手が優勝しました。
菅原選手は、「俺は大谷さんがチャリティーで子供たちに夢を与える姿を見て、この団体にいようと決めました。大谷さん、俺は大谷晋二郎にはなれないけれど、貴方のように戦う姿を見せて、子供や大人に希望を与えるような選手に、ZERO1背負って、なっていきます!」
大谷さんに、深々と『座礼』をし、菅原選手は大谷さんに最大の敬意を示しました。
大谷さんは、悔しそうに、同じく礼で応えました。
大谷さんは、試合に負けて、とても悔しそうでした。
私も大谷さんに久し振りに、『火祭り刀』をかざして欲しかった❗
でも、大谷さん、貴方は、やっぱり最高にカッコいい。
また大谷さんから、勇気を貰いました。
大谷さん、ありがとうございました❗️