昨日から、大人の休日倶楽部の講義の後、高速バスで箱根へ。
一人で泊まるには勿体無い、会員制高級リゾートホテルに来ています。
一般公開でないので残念なのですが、9月にこの、「東急ハーベストクラブ 箱根翡翠」にて、観世流の中所宜夫師の新作能「光の素足」に出演させて頂きます。
その打ち合わせのため、やって来ました。
あ~、すごいいいところだ~!
私も40年後、こんないいところでゆっくりと過ごせるようになりたいもんだ~と(笑)。
さて、中所さんと初めてじっくりとお話をさせて頂きました。
そして、付け焼き刃や、思いつきや、やっつけや、パフォーマンス
でなく、しっかりとお考えの上で、新作に真摯に取り組んでおられることが、よく分かりました。
新作能は、私にとっては、最後の未知なる領域です。
私も色んなことをやってきましたが、新作能の大変さは別格です。
新作能の難しさを感じていました。
私は、今回、中所さんの、浮わつかず地に足をつけて、しかも長い能の歩みと、そして、武士が居なくなって150年経った、能の現状と、そしてこれからの未来を鑑みた上での深い思慮に基づいた試みに、大きく賛同しました。
そして、新作能への疑問点も大きく晴れました。
これから、稽古をしていくうちに、また色々と見えてくるのだと思います。
私にとっての、初の新作能への挑戦が始まります!
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新作能へ初の挑戦!「光の素足」
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