新春元日早々に、後楽園ホールへ!
応援している大谷晋二郎選手率いるプロレスリングZERO1興行を観戦するためです。
入り口で、大谷選手が観客一人一人全員に握手をして『ありがとうございます!』と目を見て挨拶をされていました。(これはZERO1いつもの光景。能公演でもこういうことが出来ないかなと思うのですが、中々真似出来ませんね、、)
そこで、私も大谷選手にご挨拶出来ました!
新春恒例の、全正規選手登場による、新春挨拶。
大谷晋二郎選手の新年挨拶の冒頭の言葉。
「先程も入り口で、あるお客様から『プロレスに励まされました』と声をかけて頂きました。プロレスを求める人はたくさんいる。そして、プロレスで救える命もある。この気持ちを胸に我々ZERO1、そしてプロレスラーは一所懸命、プロレスをしたいと思います!!」
元日早々、大谷選手は、熱かった!
そして、闘いも、熱かった!
若手の北村選手の、相手も一流で敵わないのですが、とにかく、がむしゃらに無我夢中で(タッグパートナーで師匠の大谷選手が中々タッチしてくれなかったら『大谷!タッチ!』と呼び捨てにしていたり(笑)、助けに入った大谷選手にも間違えてタックル(スピアー)を極めてしまったり(笑))、負けて終わった後も、王者チームに食ってかかって、本当に悔しそうだったので、こういう選手は今は弱くても、絶対に強くなるんですよね!
北村選手、楽しみにしてます!
それを、渇を入れながら励ます、師匠の大谷選手。
こういうところが、私は総合格闘技よりも、プロレスが 好きなところです。
ミスタープロレス・天龍源一郎選手がかつて、『プロレスは伝承文化』と言っていました。
未来ある若手を暑く厳しく温かく見守る、このプロレスの気風も、能楽という伝承文化で生きる私にとって、とてもシンパシーを感じるところなのです。
そして、メインイベントの、世界ヘビー級タイトルマッチ。王者でZERO1のエースとなった、火野裕士vs 大日本プロレスの岡林裕二
の、超パワー対決。
お互い繰り出したまともな技は、チョップ、ボディスラム、ボディプレス、ラリアットくらい(笑)。
力比べだけで、どっちがロープに降るか、だけで、観客が沸く。
チョップ、ボディスラムだけで、見応えが十二分にある、というのは、正に、プロレスの醍醐味でした。
メインイベントの直前、トイレに行ったら、通路に入場を待つベルトを巻いた火野選手が!
階段で床の一点を見つめて集中していて、とても近寄り難い雰囲気でした。
一歩間違えば大怪我に繋がる、プロレス。
試合中、ラリアット合戦で岡林選手の腕が火野選手の目に偶然のバッティングで当たり、うずくまる火野選手にセコンドが集まり、不穏な空気に。
気丈に雄叫びを上げて立ち上がった火野選手の左目が、みるみる晴れ上がりました!!!
これは、眼窩下骨折の疑いもあると思ったのですが、それでも試合を続けるプロレスは、やはり、凄まじい!!
最後はラリアットからの、岡林選手の巨体を担ぎ上げてのファッキンボム!!
火野選手の勝利でした!!
晴れ上がった左目でマイクを持った火野選手。
去年の台風で大きな被害を受けた火野選手の地元の千葉に、ボランティア活動に他団体から真っ先に手を上げて手伝ってくれたのが、対戦相手の岡林選手だったと、岡林選手に感謝の言葉。
そして、いじめや虐待で亡くなる子がいるなんで、絶対に許せない!!ワシがいじめや虐待をぶったぎる!と絶叫。
(実際に、このZERO1という団体は、そうした施設への慰問を積極的に行っています)
心優しき、火野選手。
総合格闘技にはない、これぞプロレスの素晴らしさ!が詰まっている、ZERO1。
今年も応援してます!!
大谷選手は、明日の1/4東京ドームでの、新日本プロレス大会に出場。久し振りの古巣新日本プロレス、そして、東京ドーム出場で、世界の獣神・獣神サンダーライガー選手の引退試合に臨みます!
勿論、明日も、行きます!!
#pwzero1
#大谷晋二郎
#火野裕士